森山直子(46歳・女性)元総合商社管理職→LGBTQキャリアコンサルタント
「女性として生まれ、女性として生きてきた私。でも、心の中では常に”男性”として生きたいという思いと戦っていました」
エリート街道を歩み、総合商社で管理職として活躍。結婚し、世間的には”普通の女性の幸せ”を手に入れていました。でも夜、鏡を見るたび涙が溢れ、「この身体に閉じ込められている」という苦しみが増すばかり。
夫には打ち明けられず、カウンセリングに行っても「普通の生活を大切に」と諭されるだけ。このまま”仮面”をつけて生きていくしかないのか――。
Twitterで堂本さんの「本当の自分を生きる勇気」という投稿を見たとき、その言葉の強さに震えました。
初回相談。スーツ姿の私を見た堂本さんは、
「今日の森山さんは、誰の望む姿なんですか?」
その一言で、40年以上押し殺してきた感情が崩れ出しました。
TherActionでは、まず「自分を責めない」ことから。そして少しずつ、”男性としての自分”を受け入れる練習を。最初は休日だけ男性の服を着てみる、という小さな一歩から。
すると驚くことが。取引先の方から「森山さん、最近生き生きしてますね」と。仮面を外し始めた私を、周りが受け入れ始めてくれたのです。
1年後、会社にカミングアウト。想定外の反応が。
「あなたの経験を、ダイバーシティ研修に活かせないか」という提案をいただいたのです。
今は会社の理解を得て、LGBTQに特化したキャリアコンサルタントとして活動。トランスジェンダーとして就活する若者たちの支援もしています。
夫とは別居を選択。でも「友人として応援する」と言ってくれて、新しい関係を築けています。
先日、就活生から「森山さんみたいに、自分らしく働ける場所を見つけたい」と言われ、また涙。でも今度は、喜びの涙でした。
46年間の「仮面生活」は、確かに辛かった。
でも、だからこそ見える景色があり、救える人生があると気づきました。
同じように「仮面」を被っているあなたへ。
本当の自分を生きることは、誰かの希望にもなる。
その第一歩を、一緒に踏み出しませんか?
ただいま無料相談受付中