加藤理恵(43歳・女性)シングルマザー→障害児支援コーディネーター
「お母さん、なんで僕たち、みんなと違うの?」
長男(知的障害)と次男(ADHD)。次男の問いに、答えられない日々が続きました。
夫の「障害児なんて育てられない」という言葉を最後に、シングルマザーに。長男の言葉の遅れ、次男の多動と衝動性。毎日が戦場でした。保育園からは「お子さんたち、うちでは難しいかも」と言われ、スーパーでの買い物すら、周りの視線が痛くて痛くて。
生活保護を受けながら、深夜のコンビニでシフトを。その間、実家の両親に子どもたちを預けるも、「あんたの育て方が悪い」と責められる毎日。
「このまま三人で消えてしまいたい」。そう考えていた夜、スマホに堂本さんの動画が。「大丈夫、あなたは一人じゃない」という言葉に、号泣しました。
初回相談。長男が大声を出し、次男が部屋を走り回る中、画面越しの堂本さんは穏やかな笑顔のまま。
「お二人とも、素敵な個性をお持ちですね」
そして意外な提案が。
「お子さんたちの『困った』行動、それを『個性』として発信してみませんか?」
TherActionでまず学んだのは、子どもたちの行動を「問題」ではなく「ユニークな視点」として見ること。長男の独特な発想、次男の無限のエネルギー。それを毎日SNSで発信し始めました。
すると驚きの反響が。「うちの子も同じです」「勇気をもらいました」という声が全国から。半年後、当事者コミュニティが1000人規模に成長し、専門家からの支援も。
今は障害児支援センターのコーディネーターとして働きながら、オンラインサロンも主宰。生活保護は卒業し、子どもたちは支援学校と特別支援学級で、それぞれのペースで成長中です。
先日、長男が言いました。
「ママ、ぼく、うれしい」
次男も「友だちできた!」と、学校から飛び込んでくる。
涙は、まだ毎日出ます。でも、それは辛さからじゃない。
子どもたちの「違い」が「個性」に変わっていく喜びの涙なのです。
同じように悩むママたちへ。
子どもの「困った」は、実は「違った」だけかもしれない。
その「違い」を受け入れる先に、新しい光は必ずある。
まずは無料相談をしてみたい