三日坊主を卒業! “小さく始める”行動管理のコツ

「今度こそは続けたい」

そう決意して始めたことが、数日で挫折した経験はありませんか?

私自身、大腸がんを経験した後のリハビリで、この”三日坊主”の壁に何度もぶつかりました。

今日は、TherActionで実践している「確実に習慣を定着させる方法」をお伝えします。

目次

なぜ人は”三日坊主”になってしまうのか

多くの人が陥る大きな罠があります。

「とりあえず頑張ってみよう!」

この”頑張る”が曲者なんです。

私の経験から言えば、”意志の力”だけに頼った行動変容は、必ず限界が来ます。

なぜなら、私たちの脳は「急激な変化」に対して強い抵抗を示すようにできているからです。

“小さく始める”という革命

ここで、TherActionで実践している「確実に習慣を定着させる3つの原則」をお伝えします。

1. “5分ルール”を設定する

どんな新しい習慣も、最初は「5分だけ」と決めます。

例:

  • 運動なら「5分だけストレッチ」
  • 勉強なら「5分だけ本を開く」
  • 瞑想なら「5分だけ座る」

私自身、退院後のリハビリでこの方法を実践しました。

最初は「5分だけベッドから起き上がる」という小さな目標から始めて、今では1時間のウォーキングが日課になっています。

2. 「週単位」で考える

1日単位ではなく、週単位で目標を設定します。

例:

  • 「毎日」→「週3回」
  • 「完璧に」→「できる範囲で」

これにより、1日くらい抜けても「失敗した」という挫折感を避けられます。

3. “報酬”を設定する

小さな成功には、必ず報酬を用意します。

例:

  • 5分運動を達成→お気に入りの音楽を聴く
  • 週3回の目標達成→好きなスイーツを食べる

具体的な実践ステップ

  1. 第1週目
  • 最小限の行動を決める(5分ルール)
  • 週の目標回数を決める(週2-3回から)
  • 達成したら○をつける記録表を作る
  1. 第2週目
  • 成功体験を振り返る
  • 必要に応じて調整(簡単すぎた/難しすぎた)
  • 少しずつ時間や回数を増やす
  1. 第3週目以降
  • 週単位での習慣化を目指す
  • 無理のない範囲で段階的にレベルアップ

つまずいたときの対処法

  1. 行き詰まったら戻る
  • いつでも「5分ルール」に立ち返れる
  • 焦らず、自分のペースを大切に
  1. 記録をつける
  • 小さな進歩も必ず書き留める
  • 「できた!」を可視化する
  1. 誰かと共有する
  • 仲間や家族に目標を話す
  • SNSでつぶやくのも効果的

成功事例:Aさんの場合

TherActionのクライアントAさん(34歳女性)は、朝型生活への転換を目指していました。

最初の目標:

  • 「毎日6時起き」→「週3回、いつもより10分早く起きる」に変更
  • 達成したら好きなカフェで朝食を楽しむ報酬を設定

3ヶ月後:

  • 自然に7時起きが定着
  • 休日も含めて朝活を楽しめるように

さいごに:私からのメッセージ

「三日坊主」は、決して意志が弱いからではありません。
それは、あまりにも大きな変化を一度に求めすぎているだけなのです。

小さな一歩から始めれば、誰でも確実に習慣を作ることができます。
私自身、死の淵から這い上がるリハビリの過程で、この”小さな一歩”の力を身をもって体験しました。

まずは、あなたの”5分”から始めてみませんか?

[▼ より詳しい行動変容のコツを知りたい方は]
TherActionでは、無料カウンセリングを実施しています。
あなたに合った「小さな一歩」を一緒に見つけましょう。

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