児童養護施設で育ち、非行、事業の破綻、大病など、人生の底を何度も経験してきた私。
その経験から確信を持って伝えられることがあります。
トラウマは消せません。でも、確実に誰かを救う力に変えられるのです。
以下に、私がTherActionで実践している「トラウマの力への変換プロセス」を具体的にお伝えします。
目次
1. 変換の準備段階
フェーズ1:安全な環境の確保
まず、この作業を行うための安全な環境を整えます。
- 静かな個室や落ち着ける場所の確保
- 信頼できる人のサポート体制
- 緊急時の対処プラン(心理カウンセラーの連絡先など)
- 十分な睡眠と栄養補給
※この作業は一人では行わないことを推奨します。必ず誰かのサポートを得てください。
フェーズ2:記録ツールの準備
- ジャーナル(感情の記録用)
- ワークシート(分析用)
- タイムライン表(経験の整理用)
- 録音機器(言語化の練習用)
2. 具体的な変換プロセス
ステップ1:経験の客観的マッピング
※このステップは1日20分程度、1週間かけて少しずつ行います
- 時系列での整理
- いつ
- どこで
- 何が起きたか
を、感情を交えず事実として記録
- 影響の分析
- 心への影響
- 体への影響
- 行動への影響
を3段階(大・中・小)で評価
- 対処方法の記録
- とった行動
- 効果があったこと
- 効果がなかったこと
を具体的に書き出す
ステップ2:パターンの発見(3日間かけて実施)
- 反応パターンの特定
きっかけ → 感情の変化 → 行動 → 結果
このサイクルを最低5つ見つける
- 共通点の抽出
- 特に強い反応が出るトリガー
- 効果的だった対処法
- 避けるべき状況や行動
- 独自の警告システム作り
- 危険サイン(体の反応、感情の変化)
- 安全確認の方法
- 緊急時の対処手順
ステップ3:再解釈のワーク(1週間)
- 視点の転換エクササイズ
- その経験から得た「特別な視点」は?
- その経験があったから「わかること」は?
- その経験を「誰かのために」使うとしたら?
- 具体的な価値への変換
例:「人の痛みがわかる」という抽象的な価値を、
- カウンセリングスキル
- 問題解決能力
- 危機管理能力
など、具体的なスキルとして定義
- 実践可能な形にする
- 日常生活での小さな行動
- 仕事や活動での活かし方
- 他者へのサポート方法
ステップ4:実践と検証(1ヶ月の実践期間)
- 小さな実験から始める
- 信頼できる1人に体験を話す
- 同じ経験を持つ人の話を聴く
- 関連する情報を集める
- 振り返りと調整
- 1週間ごとに実践内容を記録
- 効果的だった方法を強化
- 困難だった部分を再検討
- 段階的な拡大
- 関わる人を少しずつ増やす
- 活動範囲を徐々に広げる
- 新しい挑戦を加えていく
3. 継続的な成長のための仕組み
日常的な実践
- 朝:その日の目標設定(5分)
- 昼:簡単な振り返り(3分)
- 夜:詳細な記録(15分)
週間のルーティン
- 週1回の詳細な振り返り
- 新しい気づきの記録
- 次週の行動計画作成
月間の確認
- 1ヶ月の変化の確認
- 方向性の微調整
- 新しい目標の設定
4. 行き詰まったときの対処法
すぐにできること
- 深呼吸(4-7-8呼吸法)
- 安全な場所への移動
- 信頼できる人への連絡
中期的な対応
- プロセスの一時停止
- これまでの記録の見直し
- サポート体制の強化
長期的な視点
- 全体的なペースの調整
- 目標の現実的な見直し
- 必要に応じた専門家への相談
あなたの経験を、誰かの希望に
このプロセスは、決して容易ではありません。
時には痛みを伴い、立ち止まることもあるでしょう。
でも、一歩一歩着実に進めていけば、必ず変化は起きます。
その先に、あなたにしか作れない価値が待っているはずです。
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※心理的な負担を考慮し、無理のないペースで進めさせていただきます。
※すべての内容は守秘義務に基づき、厳重に管理いたします。