指先からストレスを解放?EFTタッピングの基本

「過去の記憶が突然フラッシュバックする…」 「緊張すると体が硬直して動けなくなる…」 「イヤな気持ちを振り払えない…」

こんな経験をされている方に、ぜひ知っていただきたい手法があります。
それがEFT(Emotional Freedom Techniques)、日本語では「感情解放テクニック」と呼ばれるものです。

目次

EFTタッピングとは?

私自身、児童養護施設での記憶や、仲間を失った痛みに長年苦しんできました。
そんな私が、心を解放する突破口として出会ったのが、このEFTタッピングでした。

Eastern Medicine(東洋医学)の経絡理論をベースに、
心理療法を組み合わせた画期的なアプローチです。

基本的なやり方

  1. セットアップ(準備)
  • 手の側面(空手チョップポイント)を軽くタッピング
  • 「このネガティブな感情を手放します」と声に出す
  1. 8つのポイントを順にタッピング
  • まゆげの始まり
  • 目の横
  • 目の下
  • 鼻の下
  • あごの下
  • 鎖骨の下
  • 脇の下
  • 頭のてっぺん

各ポイントを7〜10回ほど、優しく指先でトントンとたたきます。

なぜ効果があるのか?

  1. 身体的効果
  • 経絡(ツボ)を刺激することで、エネルギーの流れを整える
  • 副交感神経系を活性化し、リラックス反応を促す
  1. 心理的効果
  • 「この感情を認める」という受容のプロセス
  • 具体的な行動(タッピング)が気を紛らわせる
  • 自己コントロール感を取り戻せる

私自身の体験から

最初は半信半疑でした。

「指先でトントンするだけで、あんな重たい過去が軽くなるわけない…」

でも、実践してみると不思議なほど心が軽くなっていく。
特に、施設での記憶がフラッシュバックするとき、
このタッピングを続けることで、少しずつ「過去は過去」として捉えられるようになりました。

具体的な活用シーン

  1. 過去の記憶が蘇ってきたとき
  • すぐにタッピングを始める
  • 「この記憶があっても、今の私は安全」と声に出す
  1. 人前でプレゼンする前
  • 緊張を和らげる
  • 「少し緊張するけど、それでいい」と受け入れる
  1. イライラが収まらないとき
  • 深呼吸と組み合わせる
  • 感情を言語化しながらタッピング

重要な注意点

  • 万能薬ではありません
  • 重度のトラウマは専門家のサポートも必要
  • 必要に応じて医療機関との併用を
  • 継続が大切
  • 一回で劇的な変化は期待しない
  • 毎日の習慣として取り入れる
  • 自分のペースで
  • 無理に思い出す必要はない
  • 心地よいと感じるレベルで実践

まずは簡単なワークから

今すぐできる実践として:

  1. 軽い不安や緊張を思い浮かべる(強度1〜3程度)
  2. その感情の強さを0〜10で評価
  3. 基本の8ポイントをタッピング
  4. 再度、感情の強さを評価

多くの方が、数分で気持ちの変化を感じられます。


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次回は「インナーチャイルドワークの実践」について。
過去の自分を癒やし、受容するための具体的な方法をお伝えします。

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