今日は正直な話をさせてください。
私も「行動したい」と思いながら、なかなか一歩を踏み出せない時期がありました。大腸がんの手術後、体力も気力も底をつき、日々をただ過ごすだけの時間が続いていたんです。
そんな時に支えになったのが、いくつかのアプリとツール。今でも毎日活用しています。
目次
なぜアプリやツールが必要なのか
人は弱い生き物です。私もそう。
意志の力だけで行動を続けることは、ほぼ不可能です。特に心や体に不調を抱えているときは、なおさら。
だからこそ、外部からの小さな後押しが必要なんです。
私が実際に使っているツール5選
1. Habitify(習慣化アプリ)
月額¥500くらい
- 良かった点
- シンプルで押しつけがましくない
- 細かい目標設定より、まず「やった/やらなかった」だけチェック
- 記録が途切れても叱られない
- 使い方の工夫
- 朝の服薬管理(これは命に関わるので最優先)
- 体調チェックの記録
- 1日1つの小さな行動記録
2. Day One(日記アプリ)
無料版で十分
- 良かった点
- パスワードロックでプライバシー保護
- 写真も一緒に保存できる
- 過去の記録を振り返りやすい
- 使い方の工夫
- 体調の変化メモ
- 気分の浮き沈みを記録
- うまくいったこと/いかなかったことのメモ
3. Forest(スマホ依存防止)
¥500程度の買い切り
- 良かった点
- 指定時間スマホを触らないと木が育つ
- 失敗しても優しいメッセージ
- 実際に植樹活動にも寄付される
- 使い方の工夫
- 瞑想の時間
- 仕事の集中タイム
- 夜の休息時間
4. Notion(情報整理)
無料版で十分
- 良かった点
- 情報を階層的に整理できる
- テンプレート機能が便利
- スマホとPCで同期
- 使い方の工夫
- 体調管理表の作成
- 処方薬のリスト管理
- 定期検査の予定管理
5. Calm(瞑想アプリ)
年間¥8,000程度
- 良かった点
- 日本語にも対応
- 眠れない夜に効果的
- 強制的な要素が少ない
- 使い方の工夫
- 不安が強い時の呼吸誘導
- 眠る前の心の整理
- 疲れた時の短時間休息
使う上での重要なポイント
1. 完璧を求めない
- 記録が途切れても自分を責めない
- できた日を「よくやった」と褒める
- 調子が悪い時は休む選択もアリ
2. 小さく始める
- まずは1つのアプリから
- 機能は最小限でOK
- 慣れてから機能を追加
3. 自分に合わせてカスタマイズ
- 通知はうるさくないように
- 目標は控えめに設定
- 使いにくい機能は無視
これらのツールで得られたもの
- 自分の状態を客観的に見られるようになった
- 「できなかった」を受け入れられるように
- 小さな進歩を実感できる喜び
最後に大切なこと
これらはあくまでもツールです。魔法の杖ではありません。
調子の悪い日もある。何もできない日もある。それでいいんです。
大切なのは、また始められること。これらのツールは、その小さな一歩を支えてくれる、ただの「杖」のようなものです。
体調や気分に波がある人こそ、こういったツールの助けを借りながら、自分のペースで前に進んでいけたらいいなと思います。
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