私たちについて

ここは、私たちの物語と、私たちが心から信じる哲学をお伝えする場所です。

もしあなたが今、人生の道のりで立ち止まり、ご自身の物語の次の一章をどう描けばいいのか迷われているのなら、どうか、少しだけ私たちの声に耳を傾けてください。

この「ココエミプラス」という場所が、なぜ、この時代に生まれなければならなかったのか。
その理由が、ここにあります。

1. なぜ今、この場所が必要なのか ― 私たちが立つ、この時代の“灰”の上で

私たちは、静かな絶望が蔓延する時代に生きています。

「ポジティブであれ」という社会からの無言の圧力。SNSで量産される、虚ろな成功物語。メンタルヘルスという言葉は軽薄な消費財となり、誰もが「もっと成長しろ」という見えない声に、常に追い立てられています。

特に、人生の半ばを過ぎた方々、あるいはキャリアの転換期、人生の大きな役割を終えた方々。
必死で走り続け、気づけば心は空っぽ。しかし、今さら生き方を変える勇気も、誰かに弱音を吐く場所もない。そんな“声なき魂の悲鳴”が、この社会を満たしています。

これが、私たちが向き合う「現代の灰」です。

だからこそ、私たちは声高に「もっと輝け」とは言いません。外付けのポジティブさで、あなたの心を塗りつぶすこともしない。

私たちは、この偽りの光に満ちた社会への、静かなるアンチテーゼです。
あなたの内側にある、本物で、小さく、そして消えることのない光に再び出会うこと。それこそが、この時代に最も必要な革命だと信じています。

2. 始まりの物語 ― 私が“救われた瞬間”の記憶

かつて、私も燃え尽きました。
その言葉は真実ですが、それだけでは足りません。

灰だけが残った心で過ごした、ある冬の朝のことを今でも鮮明に覚えています。

午前4時。

誰にも会いたくなくて、意味もなく早起きした日でした。冷たいフローリングの感触が足の裏から心の芯まで凍らせるようでした。

何の味もしないコーヒーを、ただの黒い液体として胃に流し込む。窓の外はまだ暗く、世界から自分だけが取り残されたような絶対的な孤独。

「もう、何も感じない。何も欲しくない。このまま静かに、消えてしまいたい」

そう思った、その瞬間でした。

窓の外がほんの少しだけ、白み始めたのです。濃紺の空が紫色を帯び、そして、その縁に信じられないほど微かなオレンジ色の線が滲んだ。

その光景を、ただ見ていました。
すると、胸の奥深く冷え切った灰の中心で、何かが「ぽっ」と、ごく微かに温かくなったのです。

それは「希望」などという大袈裟なものではありませんでした。
「感動」でもありませんでした。
ただ、「温かい」
それだけでした。

その日、私は初めて知ったのです。
情熱の正体とは、燃え盛る炎のことではない。心が死んだと思っていた灰の底で、それでもなお、微かに灯り続ける、この「生きている温もり」そのものなのだ、と。

このメソッドは、あの冬の朝の、あの微かな温もりを、あなたと分かち合うために生まれました。

それは私にとって冬の朝でしたが、あなたにとっては、眠れない夏の夜かもしれません。
あるいは、喧騒の中の、ふとした一瞬かもしれません。

形は違えど、その静かな光は、必ずあなたの内にも宿っています。

3. 私たちの闘い ― なぜ「静けさ」という、いばらの道を選ぶのか

正直に告白します。
この「静かに、でも確実に」という道は、決して平坦ではありませんでした。

「地味だ」「時間がかかりすぎる」「派手な成功事例がなければ誰も信用しない」

数え切れないほどの疑念や批判に、私自身も何度も心が折れそうになりました。この社会では、静けさは「弱さ」と見なされ、速さは「正義」だと信じられているからです。その巨大な価値観と闘うことは孤独でした。

「もっと分かりやすく、劇的な変化を約束した方がいいのではないか」
「『3ヶ月で人生が変わる!』と謳った方が、人は集まるのではないか」

そんな悪魔の囁きに、何度も耳を貸しそうになりました。

しかし、そのたびに思い出したのは、あの冬の朝の光景です。
私を救ったのは、劇的な成功体験ではありませんでした。誰かの賞賛でもありませんでした。ただ静かで、確実な、あの「微かな温もり」だけだったのです。

だから、私たちは選びました。
たとえ遠回りに見えても、たとえ理解されにくくても、本質的な癒しと再生には「時間」と「静けさ」が不可欠であるという真実から決して逃げないことを。

私たちのメソッドが「地味」に見えるとしたら、それは、あなたの内なる声に深く耳を澄ますための「静けさ」を何よりも大切にしているからです。
私たちの歩みが「遅い」と感じるなら、それは、あなたの心が本当の意味で根付き、二度と倒れないための「持続性」を何よりも重んじているからです。

私たちは、疑念と闘い続けます。
そして、その闘いの痕跡こそが、このメソッドが単なる流行ではなく、真にあなたの魂に寄り添うものであることの、何よりの証明だと信じています。

4. 創始者プロフィール

堂本晃聖
堂本 晃聖(どうもと こうせい)
情熱再点火メソッド「ココエミプラス」創始者

40代で年商200億円規模の越境ECビジネスを築き上げるも、社員の不正により約50億円の負債を抱え、全てを失う。離婚、家族との離散を経験し、孤独のどん底を味わう。
その2年後、50歳でステージ3bの大腸がんを告知され、余命宣告を受ける。

富も、成功も、人間関係も、そして健康さえも失った絶望の中で、ある朝見た「朝日」をきっかけに、人生の本当の価値に目覚める。

自らの壮絶な「灰」の経験から、人が絶望から立ち上がり、再び自分らしい情熱を灯すための「情熱再点火メソッド」を体系化。

現在は、かつての自分のように、成功の虚しさや人生の挫折に苦しむ人々が、安心して立ち寄り、再び自分の物語を始めるための場所「ココエミプラス」を主宰。

その哲学は「誰も救わない。ただ隣で朝日を見る」。
一人ひとりのペースに寄り添い、その人の中に眠る「火種」を信じ抜く伴走者として、多くの人生の再点火を支援している。

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