6億円の負債から、会社を再生するまで

山岡俊介(46歳・男性)製造業経営者

倒産の記事が出た翌日、玄関で倒れました。頭では「社長が逃げるわけにはいかない」と思うのに、体が動かない――。パニック発作でした。

15年かけて築いた会社。47名の社員の生活を背負い、年商10億まで成長させた製造業が、海外との価格競争と大口取引先の破綻で一気に暗転。6億円の負債を抱え、毎晩ウイスキーを空けないと眠れない日々。

「商工会議所の先輩から堂本さんを紹介されたとき、正直、半信半疑でした。心理カウンセリング?そんな悠長なことしている場合か、と」

でも、初回相談での堂本さんの第一声は意外なものでした。

「山岡さん、今の売掛金と在庫、どれくらいあります?」
そして、
「6億の負債は確かに大変ですが、まだ光明はありそうですね」

その”まだ”という言葉に、涙が溢れました。私の中には”もう終わりだ”しかなかったから。

TherActionで学んだ「感謝ノート」を始めて1ヶ月。アルコールが減り、少しずつ眠れるように。3ヶ月目、堂本さんの一言で人生が変わりました。

「御社の職人技は宝です。安い海外製品と戦うから苦しい。その技術は、別の市場で光る可能性がある」

まったく新しい視点でした。

それから1年。会社は小規模になりましたが、職人技を活かした特注品メーカーとして再出発。売上は3分の1でも、利益率は3倍に。負債返済は道半ばですが、毎月コツコツと返せています。

先日、15年ぶりに妻と旅行へ。「あなたの背中を見て、子どもたちは強くなった」という言葉に、また涙が出そうに。

同じような苦境にいる経営者の方へ。
“まだ”終わっていません。
むしろ、新しい何かが”始まる”可能性に満ちています。

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