「もう終わりだ」と、何度思っただろう。
でも今、その全てが誰かの希望になる。
あなたの「過去」も、必ず誰かの「光」になれる——
私の最初の記憶は、母からの暴力でした。
「おのれさえおらんかったら!」
「おのれなんど産まんかったらよかったわ!」
「おのれなんど死んだらええんじゃ!」
そんな言葉とともに、毎晩のように殴られ、蹴られ。
7歳の私は、ただ体を丸めて、それが終わるのを待つしかありませんでした。
夏の暑い日も、あざだらけの体を長袖ジャージで隠して学校へ。
先生に「どうしたんや?」と聞かれても、「転んだだけです」と嘘をつき続けた日々。
そんな中、たった一度だけ、母と大阪万博に行った思い出があります。
その日の母は、まるで別人のように優しく、私の手を握りしめていました。
「あ、普通の親子になれるかもしれない」
…けれど、それはほんの一瞬の光でした。
2週間後、母は私を児童養護施設に置き去りにしたのです。
ただ、このブログはそんな暗い話で終わりません。
むしろ、その経験が今、悩める人々の光になれると気づいたから、あえて赤裸々に語ろうと思うのです。

私はその後、様々な顔を持ちました。
- 12歳で億単位の違法な金を動かす少年
- 16歳で世界46カ国を放浪する冒険者
- 30代で大企業の役員、そして経営破綻
- 40代で偽物販売による50億円の負債
- そして大腸がんのステージ3b…
人生の荒波に、何度も何度も呑み込まれました。
でも、その度に這い上がってきた。
なぜなら、「この経験は、きっと誰かの役に立つはずだ」と信じ続けたから。
今、私は「TherAction(セラクション)」というメソッドを実践しています。
これは、過去の傷を癒しながら、同時に具体的な行動で人生を前に進めていく方法です。
もし今、あなたが
「このまま朝は来なければいい」
「誰も信じられない」
「やり直す機会なんてもう…」
そんな思いを抱えているなら。
私の物語を、少しだけ覗いてみませんか?
「どうにもならない」と思えることの、ほとんどは、実はどうにかなるんです。
私の壮絶な人生が、その証明になればと思います。
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次回は「12歳の決断 ――母を追い出し、”兄弟”と選んだ運命の道」についてお話しします。
少年たちが、なぜ”犯罪”という道を選ばざるを得なかったのか。
その真実と、そこから見えてきた希望について、赤裸々に綴っていきます。