息子のいじめと向き合い、新たな光を見出すまで

青木智子(42歳・女性)専業主婦→いじめ防止アドバイザー

「『お母さん、もう学校行きたくない』──中1の息子の声が、私の人生を変えました」

SNSでの誹謗中傷、教室での無視、体育館裏での暴力。息子が受けていたいじめが発覚したとき、私の中の何かが壊れました。学校に相談しても「様子を見ましょう」と言われるだけ。夫は「男だから強くなれ」と突き放し。

眠れない夜、リストカットの跡を隠す息子。でも、母の私には何もできない。この無力感が、私を狂わせそうでした。

毎晩、スマホで「いじめ 解決」と検索する日々。そこで出会った堂本さんのPodcast『子どもの声なき声を聴く』に、震えが止まらなくなりました。

初回相談。堂本さんは意外な質問をしてきました。
「お母さんご自身は、今までに誰かに助けを求められましたか?」

その問いで気づいたのです。私自身が「完璧な母でなければ」と追い詰められ、SOSを出せないでいたことに。

TherActionでまず学んだのは「一人で抱え込まない勇気」。地域の親の会に参加し始め、同じ境遇の母親たちと出会いました。

3ヶ月目、大きな変化が。堂本さんの「親の変化は、必ず子どもに伝わる」という言葉通り、私が前を向き始めたとき、息子も少しずつ話してくれるように。

「学校を変わりたい」という息子の意思を、今度は私が全力で支えました。転校後、息子は少しずつ笑顔を取り戻し、今では不登校の子の相談に乗るまでに。

1年が経ち、私はいじめ防止の親の会を主宰するように。教育委員会での講演も依頼され、「子どもたちのSOSに気づける地域づくり」を提言しています。

先日、息子が言いました。
「ママが変わったから、僕も強くなれた」

その言葉に、また涙があふれました。でも、今度は希望の涙です。

同じような立場の親御さんへ。
あなたは決して無力ではありません。
一人で抱え込まなくていい。
その想いは、必ず誰かの光になれるから。

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